第1条 許可される変更 RJ車両

本規定で許可されていないすべての改造は、明確に禁止される。改造の範囲や許可される取り付けは下記に規定され、これを除いては、車両に対して行うことのできる作業は、通常の整備に必要な作業、または使用や事故により摩耗・損傷した部品の交換に必要な作業のみとする。当該部品の交換は、市販されている全く同一の部品(当該自動車製造者が補修用として設定している部品を含む)とのみ行うことができる。

解説

第1条では、ラリー車両の改造に関する基本ルールを定めています。本規定で明確に許可されていないすべての改造は禁止されます。改造や取り付けが認められる範囲は下記に限定され、それ以外では、車両に対して通常の整備に必要な作業や、使用や事故で摩耗・損傷した部品の交換作業のみが許可されます。部品交換は、市販されている全く同一の部品、または自動車製造者が補修用として設定した部品に限られます。これにより、車両のオリジナル性を保ちつつ、安全性や公平性を確保し、競技中の不正な性能向上を防ぐことが目的です。