第8条 飛散防止フィルム
FIA国際モータースポーツ競技規則付則J項第253条11.1.1に従い、側面および後部のウィンドウに飛散防止フィルムを貼付すること。RPN・AE・RF車両については強く推奨とする。
解説
第8条では、車両の安全性を高めるため、FIA国際モータースポーツ競技規則付則J項第253条11.1.1に基づき、側面および後部のウィンドウに飛散防止フィルムを貼ることが定められています。このフィルムは、ガラスが割れた際に破片が飛び散るのを防ぎ、乗員や周囲への危害を軽減する役割を果たします。特に競技中の衝撃や事故を考慮し、すべての車両に適用されるルールです。ただし、RPN、AE、RF車両については、この装備が必須ではなく、強く推奨するにとどまります。安全性向上のために可能な限り貼付することが望ましいとされています。この規定は、事故時の被害を最小限に抑えるための予防措置として設けられています。日本の道路運送車両法に基づく車検で視界基準(透過率70%以上)を満たさない可能性があるので注意が必要。