第11条 燃料回路 RJ車両

燃料タンクは燃料ポンプ、燃料配管を含みメーカーラインオフ状態を維持すること。

解説

第11条では、RJ車両の燃料回路に関するルールを定めています。燃料タンク、燃料ポンプ、燃料配管を含む燃料回路全体は、メーカーラインオフ状態、つまり出荷時の純正仕様を維持することが求められます。これは、燃料供給システムの改造や変更が一切認められていないことを意味し、オリジナルの設計や部品をそのまま使用する必要があります。この規定は、燃料漏れや火災などのリスクを防ぎ、安全性を確保するとともに、競技中の性能差を抑えて公平性を保つことを目的としています。したがって、燃料回路に関わる部品の交換や調整は、純正品以外では行えない厳格なルールです。