第11条 参加受理
本条の通り定める。
11.1 ) TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge / Challenge Cup 参加受理
TGRRC事務局において正式受理を決定したクルーに対して参加受理書/エントリーリスト/公式通知のいずれかの公開および 送付をもって参加受理を通知する。
参加受理書は電子メールでクルーへ送付・通知され、各大会開催6日前までに送付を行う。
1.正式受理したクルーには、次の場合を除いて参加費を返還しない。
・オーガナイザーが参加を拒否したとき
・本競技会が31条に定める天変地異などの不可抗力によって中止となった時
※事務局手数料として第9条の3項に定める金額を差引き返金する場合がある
2.オーガナイザーは、理由を明示すること無く参加を拒否することができる。
同様に、理由を明示すること無く特定のエントラントを優先的に受理することができる。
3.申込締め切り前であれば、申込書類の内容は文書をもって変更できる。
4.正式受理後のクルー(ドライバー/コ・ドライバー)の変更は認められない。
ただし、コ・ドライバーについては理由を付した文章が提出され、競技会審査委員会が認めた場合はこの限りではない。
変更が認められた場合、特別規則書に記載がある場合は定められた変更手数料を支払うこと。
5.車両については、クルーから理由を付した文章が提出され、競技会審査委員会が認めた場合は変更が認められるが、
参加クラスの変更を伴う車両変更は認められない。
11.2 ) TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 参加申込受理の選考
本項以下の基準に従って参加受理対象クルーを抽出・確定する。
(1) 基準
1.原則として申込先着順に抽出する。
ただし、本項 (1) 1.1、1.2が適用される場合はそちらが優先される。
申込順の基準は申込期間内において、受付が完了した時点とする。
なお、保険書類の不備や参加費が払込締切日までに払い込まれてない場合は、受付完了としない。
OPEN-C/OPEN-Eクラスについては第36条2-4の通り、シリーズポイントの付与が行われないことから、
他のクラス全参加申込者が参加申込受理対象者として確定された後、申込先着順にて確定する。
1.1 RC-Cについては編入および併催先大会参加申込者が優先的に参加申込受理対象者として確定される。
1.2 特別戦の受理基準については別途公示する。
2.下記の大会においては、クラスごとに先着受理台数を設ける。
受理台数までは、クラスごとに本項 (1) 1.に従い抽出する。
大会名称 | Cクラス先着受理台数 | Eクラス先着受理台数 |
沖縄 | 30台 | 20台 |
三好 | 40台 | 25台 |
八ヶ岳 茅野 | 50台 | 30台 |
八ヶ岳 茅野 | 50台 | 30台 |
利府 | 40台 | 25台 |
渋川 伊香保 | 50台 | 30台 |
びわ湖 高島 | 50台 | 30台 |
恐竜 勝山 | 40台 | 25台 |
恐竜 勝山 | 50台 | 30台 |
3. 本項1.において参加台数の上限に達した場合、それらの参加申込者を参加申込受理対象者として確定する。
(2) 主催者枠の設定
主催者により、TOYOTA GAZOO Racing Rally Challengeに寄与すると判断した場合は、
最大10枠まで主催者からの指名により優先的に参加申込を受理する。
主催者の判断によりOPENクラスについても本項1.の基準によらず優先受理をする場合がある。
(3) キャンセル待ち
1. 本項 (1) 基準を超えた申込およびOPEN-C/OPEN-Eクラスについてはキャンセル待ちとして受け付ける。
2. 第9条9.4)による参加申込のキャンセルがあった場合、該当クラスより本項 (1) 1.の基準でキャンセル待ちから繰り上げを行う。
3. 本項 (1) 2.にて受理台数が設定の台数に満たないクラスがある場合は、他のクラスを本項 (1) 1.の基準でキャンセル待ちから繰り上げる。
4. 繰り上げ連絡は第4条に定める申込期間終了後3日以内までに実施される。
解説
第11条では、参加受理のルールを定めています。11.1でTGRRC事務局が受理を決定し、参加受理書を大会6日前までにメールで通知。参加費はオーガナイザーの拒否や不可抗力による中止以外返還せず、拒否や優先受理は理由明示不要です。申込締切前は書類変更可だが、受理後のクルー変更は原則不可(コ・ドライバーは審査承認で可)、車両変更はクラス変更を伴わず承認が必要。11.2で選考は先着順が基本、RC-Cや特別戦は優先枠あり。クラス別受理台数(例: 沖縄C30台/E20台)を設け、主催者枠(最大10台)やキャンセル待ちも規定。